デジタルカメラで旅行中に写真撮影をすると、1日に平気で100-200枚撮影すること、ありますよね?
高級コンデジとかはRAW出力が出来るので、私は念の為RAWとJPGのどちらも出力していますが、自動で作ってくれるJPGの出来が良ければそのまま使ってしまうことも多いです
RawファイルとJPGファイルは同じフォルダに保存されるのですが、それだと後で分けたりするのが非常に面倒なので、自動的に全部分けるようにちょっと工夫してみましょう🎶
私はmacを使っているのでmacのターミナル(端末)というデフォルトで入っているアプリを使って処理していきます!Windowsでも同等のことが出来ますが、少し工夫が必要なので今回は割愛(需要があるなら書きます)
データ処理等をしたことが無い初心者向けに解説していきますので、デフォルトのmacで出来ることのみを取り扱います(pythonとかrubyとか使った方がより高度なことが出来て便利ですが)
一回自動でできるようになる楽しみを憶えると、次はこんなことも自動化してみたいという風に工夫してみたくなりますので、是非一度やってみて!
備忘録も兼ねて記事にしておきたいと思います。
macの設定を少し変更!
まずはmacの設定を見直してください!絶対に必要なプロセスでは無いですが、便利なので是非やりましょう!
“設定>キーボード>ショートカット>サービス”を開いて、”ファイルとフォルダ”内のフォルダに新規ターミナルにチェックを入れます!
そうすると”ファインダー”から直接ターミナルを開けるようになります!
フォルダを右クリックして、フォルダに”新規ターミナル”を押しますとターミナルが開けるはず!
これでターミナルが開けるようになったら前準備完了!
フォルダの中にファイルがグチャグチャに入っていますね。。。
これを手動でフォルダを作って、それぞれにファイルをドラッグ&ドロップするなんて面倒なことは一切したくないので、自動でやってほしいですよね〜
1つのフォルダの中のデータを自動で仕分け
ということで、ファインダから、”フォルダに新規ターミナル”を押してターミナルを開きます!
そして次のようなコマンドを打ち込んでみてください!
#より右側はパソコン側からは読まないデータで、各コマンドの意味も簡単に記載してあります
#より右側は読み込まれない!!
mkdir ./CR2 # "CR2"フォルダを作るコマンド
mkdir ./JPG # "JPG"フォルダを作るコマンド
# *はワイルドカードといって条件を満たすすべてを意味する (例:*.JPG は”.JPG”を持つすべてのファイルを指す)
mv *.CR2 ./CR2/ # "フォルダ直下のCR2ファイルを"CR2"フォルダに移動
mv *.JPG ./JPG/ # "フォルダ直下のJPGファイルを"JPG"フォルダに移動
するとあら不思議、全部のデータが一瞬で仕分けできます!
こんな感じで全部のファイルがサクッと作ったフォルダに移動していることがわかりますね!すごい!
これだとコマンドが4行もあって邪魔なので、これをまとめることも出来ます!
mkdir ./CR2; mkdir ./JPG; mv *.CR2 ./CR2/; mv *.JPG ./JPG/ # ;は改行を意味
こんな感じで一行にまとめてしまうことが出来ます!これの何がいいかというと、ターミナルで↑ボタンを押すと過去に使ったコマンドが1つづつ出るので、1行にまとめておくとこの4つの操作をまとめて今後転用できることです、便利♬
こんな感じでデータを処理すれば、整理整頓が苦手で、かつ怠惰で毎日JPGとCR2を分けたりしない私でも簡単に全データをサクッと仕分けられます!
(ちょっと応用)開いたフォルダ以下のデータを全部仕分けたい
Google photoなどにJPGファイルをアップロードしたいときに、フォルダが異なる状態だと何度もドラッグ&ドロップしないといけないので大変面倒です(個人の感想)
こちらについても後日記載していきたいと思います!
コメント